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ロシアンラリーに必要なもの

ロシア共和国の知識

沿海州と言う地名は意外に良く耳にしているのです。そう、天気予報でよく聞く地名なのですが、聞き流していることが多いですし、はっきりと場所をイメージするのが難しいかもしれません。
でも、日本海を隔ててすぐの地域です。日本海沿岸の都市からは約500キロ程の距離で到達できる地域でもあります。そこの州都がウラジオストックであり、我々のロシアでの出入り口になります。
様々な地図で、ウラジオストック、ナホトカ、ウスリスク程度の地名と位置関係を頭に入れておいてください。コマ図と地図で自分の居る場所と、進む方向の関係が少しでもわかるようにしておくと安心です。
また、ロシア語に関しては、少しの単語でいいので憶えておくと良いです。ロシアの人々は我々のロシア語には大変よろこんでくれます。

2輪ライディングテクニック

林道を走れる程度でも、完走は出来ますが、よりラリーを楽しむ、またロシアの参加者と一緒に走るには、さらなる練習とオフロードへの慣れが必要です。
それでも、川渡は国内ではほぼ練習できません。そこで、一つの方法をお伝えします。始めての川では水深や流れの強さを判断しにくいことが多いです。速く渡るために、多くの人は徐行しながらもバイクに跨ったまま渡ろうとします。渡河の際には、僕はこうします。原則的に必ず川の手前で下りて、車体を川上側にしてエンジンをかけたまま、ローギヤでゆっくり押して渡ります。もっとも安全に川を渡ることが重要です。万一。バイクが支えられなくなったら、素早くキルスイッチでエンジンを止めます。倒してもエンジンが水を吸うのを防ぐためです。
ただ、ライディングテクニック以前に、ラリー中の様々なことを予想し、自分がどうやって処理するか、それをしっかりと考えておいてください。例えば、それ程速く走れなくても、コマ図をじっくり見て、コンパスを不自由なく使え、マイペースで走ることが出来れば意外に大丈夫。
加えて、日本人だけではなくロシアの参加者とのコミュニケーションを楽しむことができれば、一人では処理できない事態に遭遇した際にも心強いです。
マシンのメンテナンスもしっかり憶えておいてください。パンク修理も練習してください。説明会では増田耕二さんがパンク修理の仕方を教えて下さいます。
わらないことは説明会、または、直接お問い合わせください。

4輪ドライビングテクニック

二輪と同様で、林道を走れる程度でも、完走は出来ますが、よりラリーを楽しむ、さらにはロシアの参加者と一緒に走るには、練習とオフロードへの慣れが必要です。出来る限りダートを含むオフロード走行を練習してきて下さい。
ロシアのダートはフラットでスピードが出やすく、スピードを判断する対象物が少ない場所も多いです。オーバースピードには本当に注意して下さい。
そして、渡河は、ローレンジで人が歩く速度よりも遅いくらいの一定速度で行って下さい。水を跳ね上げながらの走りは禁物です。エンジンルームにかなりの水が入り込んでしまいます。また、川ではクルマが想像以上に簡単に浮いてしまいます。確実に川底をタイヤが捕らえる速度は上記したような速度になります。
クルマのメンテナンスもしっかり練習し憶えて来てください。自分が出来ること、出来ないことをきちんと知ることも大切です。 やはり、わらないことは説明会、または、いつでも、なんでも直接お問い合わせください。わからないままラリーに来ることは大変危険です。

コマ図走行

コマ図はラリー以外で見ることはないとものです。A5サイズの紙の1ページに5〜6のコマがあり、区間距離、総合距離、進行方向を示す矢印、周囲の状況がイラスト等の略画で示されています。
また、これをしっかり意識して下さい。コマ図の距離と、ご自身の距離はピッタリ合うことは希です。線路の上ではないのですから当然です。誤差を考慮しながら略画と併せて情報を組み立ててください。また、略画もその場所で“こんな風に見えるんだ”くらいのモノだと考えて下さい。写真ではないのですから。
2010年は、より情報量の多いコマ図を用意する予定です。また、コマ図の見方等は、説明会でもご案内します。なお、サンプル等が欲しい場合はいつでもご要望ください。

2輪用マップケースの作り方

経験豊かなスタッフが身近にある素材で作ってみました。さらに、2輪も4輪もより正確なトリップメーターの装備をお薦めします。

2輪用ライディングギア

ロシアンリーの時期の沿海州は、晴れでは20°を越え、雨が降ると10°以下になります。さらに、渡河でブーツやモトパンは必ず濡れてしまいます。朝夕の温度差も大きいです。と言う条件では、冬装備を基本にしながらのウエアリングと重ね着が重要です。オフロードを走るために機能的なウエアを選び、さらに寒さ対策をしっかりして、濡れることを予想してアンダーウエアとミドルウエアのスペアも用意して下さい。また、デイパック等も必ず必要になります。
アンダーウエア、ミドルウエアで体温を保てるようなものを選び、防水、暴風機能に優れたアウターウエアとの組み合わせとし、ジャケットは中綿入りがいいかもしれません。僕は、こう考えます。熱ければ脱げばいい。寒さに万全であるべきと。

4輪装備品

可能であればMTタイヤを装備したいです。必携なのはレスキューキットです。
ソフトカーロープ、シャックル等を複数用意し、スコップも必要です。もし、ウインチを安全に使うことが出来れば、装備し、さらに、複数のスナッチブロック等も周辺の道具を用意して下さい。4輪は、2輪以上にスタックの際には他の参加者との助け合いが重要です。そのためにもレスキュー用の装備が大切で、破損や紛失も考えると複数用意するのがお薦めです。もちろん、参加要項にある必需品は必ず携行してください。
ウエアリングは運転しやすく動きやすいモノで、泥や水に強いものが好ましいし、靴も大切です。ペダルの感覚がわかり、かつ泥や水に強いもの。長靴は用意すべきですが、長距離の運転には適しておりませんし、滑りやすい路面での微妙なアクセルワークを行うのにも適していません。
僕は長い間泥にも水にも強く、軽くソールが薄いブーツを履いております。




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